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●漆における乾燥とは、漆が高温・多湿の状態で化学反応を起こして凝固することです。●ガラス用の下地漆は、それぞれの蒔絵師の工夫によって、漆に定着剤を調合しています。●使用している金粉は24金をベースに金粉商が蒔絵用に加工したものです。 |
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置目(おきめ) 括り(くくり) |
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下塗り (したぬり) |
器物に漆で図案を写し、目安に金粉(消粉)を蒔く。置目の上から下地漆で輪郭線を描いて乾燥する。 |
括った文様を下地漆で塗り込めて乾燥する。 |
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高上げ(たかあげ) 炭研ぎ(すみとぎ) |
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粉入れ (ふんいれ) |
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堅め (かため) |
高上げ漆で盛り上げ、内側から見たムラをなくす。蒔絵用の炭や砥石などで磨き塗膜面を平らに仕上げる。 |
上から絵漆を均一に塗り、金粉を蒔き付けて乾燥する。 |
上から上摺り漆を摺り込んで金粉を固定して乾燥する。 |
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磨き (みがき) |
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毛打置目(けうちおきめ) 毛打ち(けうち) |
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仕上げ (しあげ) |
研磨剤と油を練った物を使い、指、綿、鹿皮で磨き上げる。 |
仕上がった面の上に文様を写す。絵漆で細かい文様を描き、金粉を蒔き付けて乾燥する。 |
「堅め」と「磨き」を数回繰り返す。 |
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